ポロシェンコ大統領とペリー米国エネルギー長官、戦略的エネルギー対話の実施に合意

ペトロ・ポロシェンコ大統領とリック・ペリー米国エネルギー長官は、ウクライナ・アメリカ戦略的エネルギー対話の開始を発表した。

12日、ウクライナ大統領府広報室が、ポロシェンコ大統領とペリー・エネルギー長官の会談結果として発表した。

発表には、「会談の際、ウクライナ・アメリカ戦略的エネルギー対話の開始が発表された。これは、関連機関と企業のさらに緊密な協力を促していくものである」とと書かれている。

ポロシェンコ大統領は、エネルギー分野でのアメリカとの協力は、ウクライナのエネルギー安全保障分野の強化にとって極めて重要な意味を持つと強調した。

ポロシェンコ大統領はまた、ウクライナ・アメリカ間の原子力分野での複数共同プロジェクトやウクライナへの米国産石炭の供給が成功裏に実現していることを指摘した。

また、同発表には、ポロシェンコ大統領がウクライナの石油や天然ガスの効果的精製のために、アメリカの技術や経験を取り入れることに関心を持っていると述べたことが記載されている。

加えて、「ノルド・ストリーム2」プロジェクトのさらなる対抗が不可欠であること、また、米国産液化天然ガス(LNG)供給拡大をはじめとする、エネルギー供給源の多様化が必要であることが指摘されたと発表されている。

写真:president.gov.ua