ウクライナとルーマニア、戦略的パートナーシップ宣言に署名

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ウクライナのゼレンシキー大統領とルーマニアのダン大統領は12日、ブカレストにおいて、戦略的パートナーシップに関する宣言と関連文書に署名した。

ウクライナ大統領府が式典の様子を中継した

両首脳が署名したのは、「ウクライナ及びルーマニア戦略的パートナーシップ確立に関する共同宣言」「エネルギー部門における協力に関するウクライナ大統領及びルーマニア大統領枠組み合意」「防衛製品共同生産に関するウクライナ及びルーマニア共同声明」。

署名後、ダン・ルーマニア大統領は、「本日、私たちは戦略的パートナーシップ宣言に署名した。これは二国間関係において重要な瞬間である。歴史的に両国の間にはある種の不信感が存在していたことは隠すべきではないが、その不信感は2022年に戦争が始まった瞬間に取り除かれた。そして今日は、両国が今後行うことについて互いに信頼し合う瞬間だ」と述べた。

ゼレンシキー大統領は、防衛製品の共同生産に関する共同声明について、無人機からの防護は欧州共通の課題であるべきだと改めて指摘した。

また同氏は、「私たちは、ロシア側が放ってくる可能性のある全ての脅威から身を守るために、両国間の協力を拡大することを提案する。毎日生じているそれらの脅威は全て、ウクライナにとっての脅威だけではない。特に、私たちは無人機による大規模な脅威を目の当たりにしている。本日、正にこうした防衛能力の発展に関する共同声明に署名した。防衛協力に関する文書がある。これは両国を強化する道における正しい一歩だ」と発言した。

同氏はさらに、ウクライナは既にドイツ及びデンマークと防衛製品の共同生産を行っていることを喚起し、現在それをルーマニアとも行うことを提案しているのだと述べた。

そして同氏は、「現在、私たちは共同生産について話している。それは生産の可能性である。その共同生産はルーマニアの領土内でも可能だ。私たちはそれを明文化する。ルーマニアは私たちにとって重要なパートナーだ」と述べた。

写真:大統領府