ウクライナ軍は今年すでに前年の2倍の迎撃用無人機を受領=フェドロウ国防相

ウクライナのフェドロウ国防相は27日、2026年に入ってから、ウクライナ軍が前年を通して受領した数の2倍の迎撃用無人航空機を受領したと指摘した。

フェドロウ国防相がテレグラム・チャンネルで報告した

フェドロウ氏は、「国防省は、『小型』防空システムによる空の保護を強化するため、迎撃用無人機の供給を体系的に増やし続けている。2026年に入って以来、国防調達庁『DOT』の契約に基づき、軍は2025年通年で得たよりも2倍多いこれら無人機を受領した」と報告した。

同氏はまた、迎撃用無人機の供給は、DOTの契約による直接調達、「無人機軍・ボーナス」プログラム、兵器マーケットプレイス「DOTチェーン・ディフェンス」という複数のチャンネルを通じて確保されていると伝えた。その際同氏は、異なるアプローチを利用することで、供給の継続性を保証すると同時に、供給量を拡大することが可能になると強調した。

同氏はさらに、これら迎撃用無人機はすでに戦闘条件下でその有効性を証明しており、防空を大幅に強化しているとし、これら無人機がミサイル防空システムへの負荷を軽減し、そのリソースを敵のミサイルへの対応に集中させることを可能にしていると指摘した。

同氏は、自爆型無人機「シャヘド」を迎撃するこれら無人機は、敵に対するテクノロジー面での回答だと述べた。その際同氏は、迎撃用無人機は防空ミサイル・システムよりも数百倍安価で、「シャヘド」よりも数十倍安価であるため、予算リソースを最大限効果的に活用できると説明した。

そして同氏は、「結果はすでに実感されている。3月には迎撃用無人機が、過去最多となる3万3000機以上の様々な型の敵無人機を撃墜した」と喚起した。

同氏はその上で、現在、国防戦略におけるゼレンシキー大統領の主要な課題の1つである「空の保護」が実行されているとし、そのために、ウクライナ空軍の組織内に初めて「小型防空」の司令部が創設され、迎撃用無人機による空の保護を強化していると伝えた。

同氏は、「私たちの課題は、軍への迎撃機の安定した供給を確保し、『シャヘド』による攻撃からウクライナ人を守ることだ」と強調した。

写真:国防省