トルコはウクライナに攻撃型無人機20機を販売する用意あり=米報道

トルコは、攻撃型無人機バイラクタルをウクライナにすでに一定数売却しているが、今後さらに同機を少なくとも20機売却する用意がある。

3日、米ブルームバーグが報じた

報道によれば、バイラクタルを製造するトルコのバイカル社(イスタンブル拠点)は、2019年以降、ウクライナに一定数の同無人機を売却しているが、現在さらに少なくとも20機の売却に関する協議が行われているという。

ブルームバーグは、ウクライナへの同無人機の売却はロシアを怒らせており、シリア、リビア、コーカサスの紛争について合意を目指しているエルドアン・トルコ大統領とプーチン露大統領との間の関係悪化に繋がっていると指摘している。

露大統領府の発表では、プーチン氏は、3日のエルドアン氏との電話会談の際、ウクライナによる攻撃型無人機の「挑発的」使用を非難したという。またこれに先立ち、ラヴロフ露外相は、チャヴショール・トルコ外相に対して、トルコによるウクライナの「軍事化」への懸念んを真剣に受け止めるように警告していた。

なお、10月、ウクライナ軍は、東部にて、バイラクタルTB2にてロシア占領軍の火砲を破壊している

写真:defence-ua.com