ロシア軍、キーウ州のイベント開催地を弾道ミサイルで攻撃 死者10名、負傷者約100名
24日日中のロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ中部キーウ州では、暫定情報で10名が死亡、約100名が負傷している。
クラウチェンコ検事総長がテレグラム・チャンネルにて報告した。
クラウチェンコ氏は、「ロシアが再びキーウ州にミサイル攻撃を加えた。10名が死亡し、さらに約100名が様々な程度の負傷を負った。情報は確認中だ」と書き込んだ。
同氏はまた、ミサイル攻撃自体の刑事捜査に加え、今回のミサイル攻撃による重大な被害をもたらした、イベントの計画・開催における不適切な職務遂行の可能性に関しても刑事捜査が開始されたと伝えた。
同氏はその際、戦争は管理面での決定に対する責任を免除することはなし、それどころか、最大限の専門性、慎重さ、あらゆる行動の認識を要求すると指摘した。そして同氏は、「捜査によって、誰がイベント開催の決定を下したのか、誰が開催場所、時間、形式を承認したのか、どのような安全対策が講じられていたのか、そして戒厳令下におけるリスクが適切に評価されていたのかが明らかにされる」と強調した。
また、オリーニク・キーウ州軍行政府長官代行は、フェイスブック・アカウントにて、ロシア軍はキーウ州ブチャ地区にミサイル攻撃を行ったとしつつ、暫定情報によれば攻撃が行われた民間訓練場の敷地では、イベントが開催されていたと伝えた。
同氏は、「本日日中、ロシアはキーウ州内に対して弾道ミサイル攻撃を加えた。最も被害を受けたのはブチャ地区だ。敵の攻撃の結果、死傷者が出ている」と伝えた。
「ウクライナ兵器生産者評議会」もまた、フェイスブック・アカウントにて、今回のキーウ州へのミサイル攻撃の際、着弾現場には防衛産業の代表者が滞在していたことを認めた。
報告には、「本日、キーウ州において、ウクライナの防衛産業の代表者が滞在していた場所に敵のミサイル攻撃が発生した。残念ながら、死傷者が出ている」と書かれている。
同評議会は、参加者の正確な滞在場所に関する情報は公に拡散されておらず、攻撃の状況は関係当局が特定中だと指摘した。
さらに、同評議会のチームは今回のイベントの主催者ではないとしつつ、同僚たちと連絡を取り合い、必要な支援を提供していると伝えている。
その他、ベスクレストノウ(通称「フレッシュ」)大統領非常勤顧問は、フェイスブック・アカウントにて、今回のイベントは開催の際の潜在的なリスクを把握していたため、自身は参加していなかったと伝えた。
その際フレッシュ氏は、「このような様々なイベントは、数十(あるいは数百)開催されている。私は、リスクがあると感じた場合は、訓練場には行かない。私が行かない場合のリスクとは、シェルターの欠如、インターネットでの告知、膨大な参加者数、弾道ミサイルの到達範囲、開催場所の早期告知だ」と指摘した。
これに先立ち、24日日中、ロシア軍は、キーウ州を弾道ミサイルで攻撃していた。ゼレンシキー大統領は、6名の死者が出たことを報告していた。
写真:国家非常事態庁