中部キーウ州、露軍攻撃で１名死亡、８名負傷

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍の２８日夜から２９日朝にかけての大規模攻撃の際、中部キーウ州では住民が１名死亡、８名負傷した。

キーウ州警察がフェイスブック・アカウントで報告した。

同攻撃により、州内では集合住宅１３軒、民家９軒、ガレージ施設２０点、交通手段２４点が損傷したという。

とりわけ、州内のブロヴァリ市では、集合住宅７軒、民家４軒、交通手段１４点、ガレージ２０点が損傷。３名が負傷、内１名が病院へ搬送されたという。

ブチャ地区では、民家１軒、自動車７台が炎上した他、集合住宅４軒、民家１軒が損傷。２名が負傷したとのこと。ヴィシネヴェの警察署が損傷。

ファスチウ地区では、２階建ての民家が損傷し、５５歳の女性が死亡、男性１名が負傷。

オブヒウ地区では、民家４軒、交通手段３点が損傷。１名が負傷。

ヴィ士幌度では、集合住宅２軒が損傷、女性１名が負傷。

南部ドニプロペトロウシク州では、ハイヴァネンコ州軍行政府長官代行がテレグラム・チャンネルにて、ロシア軍の無人機攻撃で同州パウロフラード地区トロイツィケ共同体にて、８３歳の女性が負傷、民家、送ガス管、送電線が損傷したと伝えた。また、ドニプロ地区では、インフラ施設も損傷したという。

北部チェルニヒウ州では、チャウス州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントにて、ロシア軍の同州攻撃の際に、セメニウカの自動車が攻撃され、２名が負傷したと報告した。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、２８日夜から２９日朝にかけて、同国に対して、自爆型などの無人機５９６機、ミサイル３６弾で攻撃を仕掛けた。

キーウでは、同攻撃により現時点までに死者が２名、負傷者が２９名出たことが確認されている。また、キーウ州でも１名が死亡、ドニプロペトロウシク州とチェルニヒウ州でも負傷者が出たことが報告されている。