ウクライナ東部に非武装・経済地帯を創設するのは「公正でない」=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、同国東部ドンバス地方に非武装の経済地帯を創設するという案を「公正だとは思わない」と発言した。
ゼレンシキー大統領が記者からの質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ロシアは戦力を失わずに、外交・政治的な手段で私たちの国の東部を占領したがっている。そこで米国は『このような妥協をしよう。ロシア軍は私たちの国(ウクライナ)の東部一部地域には進軍しないが、ウクライナ軍は撤退するのだ』と述べた。私はそれが公正だとは思わない。なぜなら、その『経済地帯』は…、誰がそれを管理するのだ?」と語った。
また同氏は、米国が提示した妥協の「原則」が公正ではないとの見方を示した。
同氏はその際、「もし私たちが衝突ラインに沿った何らかの緩衝地帯や、何らかの経済地帯について話し、そこには警察ミッションだけが滞在し、軍隊は撤退すべきだと考えるならば、その際の疑問は非常にシンプルだ。例えば、ウクライナ軍が5キロなり10キロなり、後退するならば、どうしてロシア軍は占領地の奥深くの方に後退しないのだろうか?」と指摘した。
そして同氏は、現時点ではこの疑問に対する答えはまだないが、「しかし、それは非常に機微で、非常に熱い問題だ」と形容した。