露軍攻撃によるハルキウの死者7名、ザポリッジャの負傷者17名に増加
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ロシア軍による18日朝のウクライナの東部ハルキウへの攻撃による死者数は7名、負傷者数は20名に、南部ザポリッジャへの攻撃による負傷者数は17名に上っている。
東部ハルキウの犠牲者数については、テレホウ・ハルキウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
テレホウ市長は、「数分前に、瓦礫の下から、朝のハルキウへのテロ攻撃のさらなる犠牲者の遺体が見つかった。死者数はこれで7名だ」と伝えた。
朝のハルキウへの無人機攻撃の被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
南部ザポリッジャの犠牲者数については、フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
フェドロウ氏は、「敵のザポリッジャへの攻撃による負傷者数は17名に増加した」と書き込んだ。
また同氏は、爆風と破片により集合住宅、企業、商業施設が損傷し、また停留所が一部破壊されたと伝えた。
着弾現場では火災が発生したとし、救助隊、警察官、医療班が活動しているという。そしてフェドロウ氏は、警察官と救助隊員が着弾で生じた陥没穴から火傷を負った男性を救出したとし、医療関係者が男性の命を救うために尽力していると伝えた。
なお、17日夜から18日朝にかけて、ロシア軍はオデーサ州とドニプロペトロウシク州へも攻撃を行っていた。
オデーサ州の被害 写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム