露軍のハルキウへの攻撃による死者5名に上る 他南部諸地域へも攻撃あり
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、17日夜から18日朝にかけての夜間、同国の東部や南部に対してミサイルや無人機による攻撃を行った。
東部ハルキウでは、無人機攻撃による死者数が5名に増加した。テレホウ・ハルキウ市長がテレグラム・チャンネルで報告した。
テレホウ氏は、「今朝の敵のハルキウへの攻撃の現場では、すでに5名の死者が出ている」と伝えた。
朝のハルキウへの無人機攻撃の被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
動画:ハルキウ州検察
南部オデーサ州では、州都オデーサの近郊の燃料・エネルギー・インフラ施設に対してロシア軍の無人機による攻撃が行われ、火災が発生した。キペル・オデーサ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
オデーサ州の被害 写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム
キペル氏は、昨夜敵はオデーサ州を自爆型無人機で攻撃を仕掛けたとし、防空戦力が対応したものの、オデーサ地区で被害が出たと報告した。とりわけ、オデーサ市近郊で、燃料・エネルギー・インフラ施設と2階建ての建物が炎上したという。

暫定情報では犠牲者は出ていないとのこと。
南部ドニプロペトロウシク州パウロフラードに対してミサイル攻撃が行われた。リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した。
リサク氏は、救助隊がすでに鎮火したと伝えた。
その他同氏は、州内では、ニコポリ、マルハネツ共同体、チェルヴォノフリホリウカ共同体、ポクロウ共同体がロシア軍のFPV無人機と榴弾砲の攻撃を受けたと報告した。
南部ザポリッジャでは、フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官が、テレグラム・チャンネルにて、18日朝、ロシア軍の攻撃があり、爆発が2回生じ、すでに負傷者が4名確認されていると伝えた。
爆発は8時45分頃に確認。重要インフラが狙われたとし、被害については確認中だという。