ロシア軍、無人機426機とミサイル24弾でウクライナを攻撃
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、20日から21日にかけての夜間、同国に対して自爆型などの無人機426機とミサイル24弾で攻撃を仕掛けた。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した。
空軍は、20日21時以降、以下450点の無人機とミサイルでウクライナに攻撃を仕掛けたと伝えた。
・「シャヘド」型自爆型無人機及び自爆型に似せた各種模倣機計426機(露ブリャンスク、オリョール、ミレロヴォ、シャタロヴォ、プリモルスコ=アフタルスクから発射)
・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」5弾(露タンボフ州から発射)
・巡航ミサイル「カリブル」4弾(黒海海上から発射)
・巡航ミサイル「イスカンデルK」1弾(露ミレロヴォから発射)
・巡航ミサイル「Kh101」14弾(サラトフ州から発射)
この内、21日9時30分時点で、以下224点が撃墜されたか、ジャミングにより飛行を停止したという。
・自爆型無人機200機
・大半のミサイルは防空により撃墜。残りは、電子戦機器のジャミングを受けるか、飛翔中に消失(着弾情報は接到していない)。
さらに、模倣機203機も目標に到達しなかったという。
同時に、自爆型無人機23機の着弾が3か所で、また撃墜された無人機の破片の落下が12か所で確認されているとのこと。
また空軍は、敵の攻撃は続いているとし、新たな無人機の一群が北部から侵入していきたと伝えている。
これに先立ち、ロシア軍によるキーウと西部イヴァノ=フランキウシク州に対して大規模な空撃により、死者1名、負傷者複数名が出たことが報告されていた。
写真:空軍