ロシア軍ミサイル攻撃によるキーウの負傷者数10人に上る

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25日日中のロシア軍によるウクライナ首都キーウへのミサイル攻撃による負傷者数は、現時点までで10人に上っている。

国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、「ペチェルシキー地区の負傷者数は10人に上っている。負傷者の内には16歳の女児も含まれる。2名が病院へ搬送され、8名は現場で治療を受けた」と書かれている。

また瓦礫の下には住民が1名埋まっている可能性があるという。

今回の攻撃により、3階建てで面積100平方メートルの運動用の建物が破壊されており、瓦礫の除去作業が続けられていると報告された。

写真・動画:ルスラン・カニュカ/ウクルインフォルム

また、ゼレンシキー宇大統領も、フェイスブック・アカウントで今回のロシア軍のキーウへのミサイル攻撃の被害の写真を公開した

Дякую рятувальникам ДСНС України, поліції, комунальникам і всім залученим службам, які цього ранку ліквідовують наслідки...

Опубліковано Володимиром Зеленським Понеділок, 25 березня 2024 р.

ゼレンシキー大統領は、今回の攻撃につき報告した上で、「私たちは、ウクライナにはさらに防空が必要であることを、飽くことなく繰り返している。それは、私たちの町にとての安全であり、人命の保存である。命を尊重し、守る世界の私たち皆が、このテロを止めねばならない」と書き込んだ。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日日中に同国首都キーウに対して弾道ミサイルを発射していた。これに対して、ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、ロシア軍が一時的占領下クリミアから2弾の弾道ミサイルでキーウを攻撃したところ、標的を全弾撃墜したと報告していた。