被占領下セヴァストーポリの貯油施設で火災発生

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2014年からロシアに占領されているウクライナ南部クリミア半島のセヴァストーポリにて、29日朝、火災が発生した。自爆型無人機が着弾した可能性がある。

同地の「首長」を名乗るラズヴォジャエフ氏がテレグラム・チャンネルにて伝えた

ラズヴォジャエフ氏は、「コザチャ・ブフタ小地区のマンハナリ兄弟地区の貯油施設が燃えている。暫定情報では、無人機着弾により爆発したという」と書き込んだ。

同氏はまた、炎上範囲は約1000平方メートルだと伝えた。犠牲者情報は確認中だという。

その他、テレグラム・チャンネル「クリミアの風」は、セヴァストーポリ占領政権は同地区の住民の避難を行わないと伝えた

これに先立ち、ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は23日、ロシアにより一時的被占領下にあるクリミアに暮らすロシア国民は、空襲警報になれるべきであるとし、今年の春夏は「木綿」の季節となると発言していた。「木綿」は、「爆発」を意味する隠語。