南部ノヴァ・カホウカの露占領反対集会にてロシア兵、民間人を1名殺害、7名傷害}

ロシアにより占領されているウクライナ南部ヘルソン州ノヴァ・カホウカでは、ロシアの占領への反対する住民たちが集会を開いたところ、ロシア兵が集会参加者を1名殺害し、7名に怪我を負わせた。

7日、ウクライナの検事総局が報告した

同発表によれば、3月6日、ノヴァ・カホウカ市では、市民がロシア軍の占領に反対する集会を開催したところ、「人々は武器を持たず、いかなる脅威ももたらさなかったにもかかわらず、占領者は彼らに武器を使用した。その結果、1名が死亡、さらに7名が負傷した」と書かれている。

検察は、占領者の民間人の声明と健康への直接的脅威をもたらす行為は、国際人道法の規範に反しているとし、具体的には、民間人・民間施設への攻撃を禁じる1949年8月12日付ジュネーブ条約追加議定書第51、51条への違反だと指摘した。

これに先立ち、5、6日、ロシア軍が占領したヘルソン州やザポリッジャ州の各自治体でロシア軍の占領に反対を表明する市民の集会が開催されていた。