ウクライナ大統領府、ロシア軍が官庁街へ侵入する可能性も排除せず

ウクライナ大統領府は、ロシア軍がキーウ市内の官庁街へ侵入しようとする可能性も排除できないと発表した。

ミハイロ・ポドリャク大統領府長官補佐官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ポドリャク氏は、「私は、あなた方(記者団)に対して、編集室に戻って、編集室から働くことを勧告する。なぜなら、局所的な空中投下があり得るからだ。現在、ホストメリ(編集注:キーウ市に隣接する町)での激しい戦いが起きている。もしかしたら、官庁街に侵入しようとするかもしれない。(敵の)目的の一つは、国家の首脳陣を排除することだ」と発言した。

これに先立ち、ロシア連邦のプーチン露大統領は24日、ドンバス保護を目的とした特別軍事作戦実施に関する決定を採択。同日午前4時頃、ロシアがウクライナに対する攻撃を行い、戦争を開始した。

ゼレンシキー氏は、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した、プーチンはウクライナとの、全文明世界との戦争を開始したとし、「彼は、私たちの国、私たちが築き上げてきた物全てを破壊したがっている」と発言した。

ウクライナ外務省は、プーチン露大統領の侵略を止めることができるのは、団結した断固とした行動だけだとし、国際社会に速やかに新たな制裁パッケージを発動するよう呼びかけた。