キーウの聖ミコライ教会、カトリック教会コミュニティに無償譲渡
6日、ベレジュナ文化相が同教会で発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ベレジュナ文化相は、「私たちが立っているこの場所は非常に重要だ。この教会は100年以上前、当時の信者、後援者、宗教共同体の団結によって建てられたからだ。これは、人々が集まり、自らの人生よりも長く残るものを築き上げた模範である。今日の私たちの集まりが、この教会に笑いと喜び、そして礼拝が戻り、復興し、繁栄していくための投資となることを願っている」と述べた。

この教会は、スヴィリデンコ首相の指示に基づき共同体に譲渡されたという。
スヴィリデンコ首相は、「私はあなた方を心から祝う。これは共同体にとって明るい段階であり、素晴らしいお祝いだと思う」と述べた。

この聖堂は、礼拝、宗教行事、式典などのために使用される。使用期間は50年間。
スヴィリデンコ首相は同日、Xアカウントにて、「聖ミコライ聖堂は、国家的に重要な文化遺産だ。ソ連時代、ロシアによる数十年に及ぶ宗教弾圧の一環としてモスクワ当局により閉鎖され、オルガン・ホールに転用された。この聖堂はソ連時代を生き抜き、第二次世界大戦中の戦火に耐え、そして2024年のロシアによる全面侵攻の際、近隣へのロシアのミサイル攻撃による衝撃にも耐え抜いた」と伝えた。
また、同氏は、この歴史的な決定は、ウクライナ文化省、ベレジュナ氏、最高会議議員、宗教共同体、及び多くの人々の継続的な尽力によって可能となったとし、「今、教区は、聖堂を修復し、祈りのために集い、ここの宗教共同体の生きた絆を維持するための、より大きな能力を持つことになる」と指摘した。
そして同氏は、「敵の失敗の1つは、宗教を根拠に私たちを分断できなかったことだ。今日、異なる宗派の代表者たちが聖堂に並んで立ち、私たちの国の防衛者、勝利、ウクライナの公正な平和のために一致して祈りを捧げた。政府は引き続き、良心の自由を確保しつつ、ウクライナのすべての教区に対する平等を守り続けていく」と書き込んだ。
Today, Ukraine transferred St. Nicholas Cathedral for full use by the Roman Catholic community.
— Yulia Svyrydenko (@Svyrydenko_Y) January 6, 2026
St. Nicholas Cathedral is a cultural heritage site of national significance. During the Soviet period, it was closed by the Moscow authorities as part of Russia’s decades-long… pic.twitter.com/xE6cvMtaLL
なお、同教会は、2005年にユシチェンコ当時大統領がローマ・カトリック共同体への返還を提起していた。
2024年12月20日、同教会はロシアの弾道ミサイルでの攻撃の際に、爆風により窓が割れ、ステンドグラス、外壁、塔が損傷していた。
写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム