「Kyivってどう読むの?」 米議会公聴会を受けツイッターで「キーウ」の発音論争発生
14日、英Daily Mail紙が報じた。
報道には、「二人の外交官、ビル・テイラーとジョージ・ケントが、公聴会の際、(ウクライナの)首都名キーウを、より典型的な発音「Key-ev」(キイェヴ)ではなく、「Keev」(キーヴ)と発音したことで、ツイッターのユーザーたちは全くもって呆然としてしまった」と書かれている。
同紙は、ウクライナ人たちは、ソ連時代に使われていた発音ではなく、Keevの発音の方がより良いと考えているとし、ロシアとの対立によって生じた誇りの表れだと説明している。
あるツイッター・ユーザーは、「ロシア人たちは、『Key-ev』と発音する(大半のアメリカ人は、ソ連時代にこの発音を学んだ)。ウクライナ人たちは、『Keev』と発音する。これはロシアの発音を捨てようとする、ウクライナ愛国心の話だよ」と説明している。
Russians pronounce it KEY-ev. (Most Americans learned the pronunciation in the Soviet era.)
— Mieke Eoyang (@MiekeEoyang) November 13, 2019
Ukrainians pronounce it KEEV.
It's a matter of Ukrainian patriotism to reject the Russian pronunciation. https://t.co/zliAMgFjRQ
So far no new information in the impeachment hearings, except for the realization that the city I have been calling “Key-ev” is in fact pronounced “Keev.”
— Moira Donegan (@MoiraDonegan) November 13, 2019
Ukraine experts pronounce Kiev as "Keev" so I'm going to start pronouncing Kiev as "Keev"#ImpeachmentHearings pic.twitter.com/Y0RUPZcdh3
— berto (@_albaeto) November 13, 2019
同紙は、ウクライナの首都名の現在の正式な英語表記はKyivであることを強調している。
なお、これまでの報道にもあるように、ウクライナ外務省は、2018年10月から、ウクライナの首都キーウの英語表記を正式なKyivとするよう各機関に勧告するオンライン・キャンペーン#CorrectUAをハッシュタグ#KyivNotKiev(キーウはキエフではないの意)とともに展開していた。