1月7日は、東方典礼のクリスマス
ウクルインフォルム
今日、1月7日は、東方典礼を保つウクライナ人がクリスマスをお祝いする。
ユリウス暦を用いる教会は、1月7日にクリスマスに祝う。ウクライナ正教会の他、エルサレム、ロシア、セルビア、ジョージア、チェコ・スロバキアの各正教会、アトス修道院、ルーマニア正教会のベッサラビア府主教区、ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会がそうである。
聖書によれば、神は、救世主の運命を背負うイエス・キリストをベツレヘムにて誕生させた。街には人が多く、宿が見つからなかったことから、マリアとヨセフは、家畜のいる小屋に泊まる。イエス誕生の時、空にはベツレヘムの星がきらめいた。キリスト教徒は、毎年、この輝かしい日を思い出すために集まり、祝うのである。
1月7日のクリスマスとは、一年で最も重要な祭日であり、イエスの洗礼を祝う1月19日まで祝われる。この期間は、祝いの日々「スヴャトキ」と呼ばれる。ウクライナでは、この時期には、古くから、イエスの生誕時の賢者達を模した劇「ヴェルテープ」を行ったり、クリスマス・キャロル「コリャドキ」が歌われたりし、人々は一年が良い年であることを願うのである。