日本政府、約1年ぶりに新たな対露制裁を発動 団体・個人や「影の船団」対象
ウクルインフォルム
日本政府は2日、閣議了解を行なった上で、ウクライナ情勢に関して、新たなロシア関係者などに対する制裁措置を実施した。
日本外務省が公式ウェブサイトで公表した。
外務省は、今回の措置につき、「ウクライナをめぐる現下の国際情勢に鑑み、この問題の解決を目指す国際平和のための国際的な努力に我が国として寄与するため、主要国が講ずることとした措置の内容を踏まえ、閣議了解「ロシア連邦関係者に対する資産凍結等の措置等について」(令和8年10月2日付)を行い、同閣議了解に基づき、外国為替及び外国貿易法による次の措置を実施することとした」と説明している。
制裁対象となっているのは、
(1)ロシア関係者(33団体・9個人)(資産凍結などの措置)(編集注:自爆型無人機を生産するタタールスタンに位置する「アラブガ」などが対象となっている。)
(2)ロシア・ベラルーシ以外の第三国(トルコとアラブ首長国連邦)4団体への輸出等の禁止措置
(3)特定船舶35隻(サービス提供の許可制)
(4)ロシア関連の新たな輸出禁止措置導入
これに先立ち、日本の高市首相は9月22日、ニューヨークでウクライナのゼレンシキー大統領と会談した際に、日本はウクライナと共にあり、その方針に揺るぎがないこと、国際社会と連携し、ウクライナ支援と対露制裁に取り組んでいくと表明していた。
なお、日本政府が前回対露制裁を導入したのは、2025年9月12日となる。当時の制裁の内容は、資産凍結(51団体、14人の個人)、日本からの輸出禁止(11団体)、また、ロシア産原油購入価格上限の1バレル当たり60ドルから47.6ドルへの引き下げであった。
写真:オレーナ・ゼレンシカ大統領夫人(フェイスブック)