ゼレンシキー大統領、停戦の場合の自身の選挙出馬を排除せず
ゼレンシキー大統領がアクシオスとのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、具体的には、次期大統領選挙が不安定な停戦期間に行われる可能性があり、その場合には自身が候補者になるかもしれないと示唆した。
同氏はその際、「それは国民次第だ。彼らが何を望むかを見てみよう」と述べた。
また同氏は、選挙に関する決定はまだ下されていないが、ドンバスの地位に関する国民投票と同時に実施されるかもしれないと付け加えた。
さらに同氏は、現時点でロシア側は、ウクライナが国民投票を組織・実施するために必要な60日間ではなく、わずか1日間の停戦にしか同意していないと指摘した。同氏はその際、ロシアのそのような立場は馬鹿げており、ロシアに真の平和への準備がないことを示している可能性があると発言した。
ジュネーヴでの三者交渉におけるロシア側の代表者の交代について、ゼレンシキー氏は、ロシア代表団は交渉を挨拶の場に変えようとしたり、スタート地点に戻そうとしたりすることで、戦場での時間を稼ごうとしているとの見方を示した。また同氏は、プーチン氏と同様に、プーチン氏の補佐官であるメジンスキー氏も戦争の「歴史的根源」について哲学的な話をすることを好むことを指摘した。そして同氏は、「私たちにはそんなくだらないことに費やす時間はない。だからこそ、決定を下し、戦争を終わらせなければならない」と述べた。
その他同氏は、米国の仲介者であるウィトコフ氏とクシュナー氏から、ロシアは戦争を終わらせることを心から望んでいるようだと述べられたと伝えた。しかし、その際同氏は、ウィトコフ氏とクシュナー氏に対し、ウクライナの人々が「失敗の歴史」と受け止めるような平和のビジョンを、自身に押し付けることはしないよう助言したと述べた。
同氏はまた、トランプ大統領がロシアではなくウクライナに対してのみ、和平のために譲歩するよう公に求め続けていることは「不公平だ」と強調した。同氏はさらに、トランプ氏にとって、はるかに大きなロシアよりもウクライナに圧力をかける方が簡単かもしれないが、永続的な平和への道はプーチン氏に「勝利を与える」ことではないと主張した。
同氏は、「それ(編集注:トランプ大統領のウクライナに関する発言)が単なる彼の戦術であり、決定ではないことを期待している」と発言した。
同時に同氏は、トランプ氏の和平に向けた努力に謝意を表し、クシュナー氏やウィトコフ氏との対話には、トランプ氏が公に行っているような圧力はないと述べた。同氏はその際、「私たちは互いに尊重し合っている」と述べ、自身は容易に圧力に屈するような人間ではないと補足した。
なお、ゼレンシキー大統領は昨年9月、アクシオスに対し、「戦後は」政界を引退すると発言していた。