ウクライナ国民はドンバス地方をロシアに「明け渡す」ことを認めない=ゼレンシキー大統領
ゼレンシキー大統領がアクシオスとのインタビュー時に発言した。
記事には、ゼレンシキー大統領がインタビューを受けている間、同日ジュネーヴにて米国、ウクライナ、ロシアによる3回目の交渉が行われていたとある。記者は、最大の対立点は、現在その約10%が依然としてウクライナの管理下にあるドンバス地方の扱いだと指摘している。
ゼレンシキー大統領は、ドンバスからのウクライナ軍の撤退について協議する用意はあるとしつつも、その際は同時にロシア側も同じだけの距離、軍を後退させる必要があると主張した。また、同地域に対するロシアの主権については拒絶した。
また同氏は、これまでの2回の三者交渉で、ロシア代表者が本国と協議した上で、領土問題に関する詳細な立場を持って戻ってくることを約束していたと伝えた。
同氏はさらに、いかなる合意もウクライナ国民による国民投票にかけられなければならないことで米国とウクライナは合意していると述べた。同時に、もしその合意内容が、主権やそこに住む人々の権利を犠牲にして、ウクライナ側が「単にドンバスから去る」というものであれば、ウクライナ社会はそれを支持しないだろうとの見方を示した。
同氏はその際、「感情面で、人々はそれを絶対に許さない。絶対にだ。彼らは私を、そして(編集注:米国を)許さないだろう」と述べ、ウクライナの人々は、なぜそれらの領土を譲り渡さなければならないのか「理解できない」だろうと補足した。
同氏は、「そこは私たちの国の一部であり、そこの国民全員、国旗、領土なのだ」と強調した。
同時に同氏は、もし合意が、現在戦闘が行われている他の2地域で計画されているように、ドンバスの現在の前線を単に凍結するだけのものであれば、ウクライナ国民はそれを受け入れるだろうとの見方を示した。
同氏はその際、「もし私たちが文書の中に(中略)私たちが現在の場所、すなわちコンタクト・ラインに留まるという内容を加えれば、人々は国民投票でそれを支持するだろう。それが私の意見だ」と述べた。
そして同氏は、領土問題において突破口を開く最善の方法は、プーチン氏との直接会談だと繰り返した。同氏は、ジュネーヴで、首脳会談を組織するようウクライナ代表団に指示したと述べた。