米国務省、プーチン露大統領の「停戦」と称するものを「シニカルだ」と指摘

米国務省、プーチン露大統領の「停戦」と称するものを「シニカルだ」と指摘

ウクルインフォルム
米国のプライス国務省報道官は5日、同国はプーチン露大統領によるクリスマスに合わせたウクライナでのいわゆる「停戦」の発表をシニカルなものだとみなしており、新たな攻撃のための戦力を再編させることを目的としたものだと考えていると指摘した。

プライス報道官がワシントンでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

プライス氏は、「私たちの見方では、それを最善の手段で表現する1つの言葉がある。それは『シニシズム(冷笑主義)』だ。それは、かなりの程度シニカルである。なぜなら、それは、モスクワがウクライナの民間インフラに対して新年の攻撃を行った数日後に現れたからだ」と指摘した。

同氏はまた、ロシアは、それ以前も一貫して民間人の生活の中心を攻撃しようとしてきたと強調した。

さらに同氏は、昨年の総括記者会見時のブリンケン米国務長官の発言を喚起した。同氏は、その際ブリンケン氏が、ロシア軍はどのような一時的休止も、休憩し、再武装し、戦力を再編し、そしてその後再び攻撃するために利用しようとするだろうとの予想していたと伝えた。プライス氏は、そのため、今回のロシア首脳の発言を停戦とみなすことはできないと指摘した。

その上で同氏は、「ロシアが本当に真剣に平和に、この戦争の終結に対して向き合っているのであれば、同国は自国軍をウクライナの主権領土から撤退させているはずである」と発言した。

これに先立ち、5日、ロシアのプロパガンダメディアは、テロ国家ロシアのプーチン大統領が、1月6日12時から1月7日24時までの36時間、ウクライナ領の衝突ライン前線にて「停戦」を行うように指示を出したと伝えていた。

これに対して、ウクライナのゼレンシキー大統領は同日、ロシア国民に対して、ロシアが呼びかけた「クリスマス停戦」と称するものはさらなる犠牲を増やすだけであるとし、戦争を終わらせる唯一の可能性は、ウクライナ領からロシア軍が撤退することだと指摘した

バイデン米大統領は、「プーチン大統領は、少し酸素を見つけようとしているのだと思う」とコメントした。ドイツのベーアボック外相は、「もしプーチンが平和を欲していたなら、彼らは兵を家に戻らせていたはずであり、戦争は終わっていたはずなのだ」とし、その「停戦」と称するものはロシアの占領下、日々の恐怖の中を暮らす人々には自由も安全ももたらさないと強調した。

ウクライナのクレーバ外相は、ゼレンシキー宇大統領が10項目からなる「平和の公式」を提案したが、「ロシアはそれを無視し続け、クリスマスイブにヘルソンを砲撃し、新年に大規模ミサイル・無人機攻撃を行ったのだ」と喚起し、ロシアの現在の「一方的停戦」は深刻に受け止められないし、受け止めるべきではない、と指摘していた。


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