ロシア軍の自爆型無人機は弾道ミサイルよりも危険になってきている=ゼレンシキー宇大統領

ロシア軍の自爆型無人機は弾道ミサイルよりも危険になってきている=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、ロシア軍がウクライナへの攻撃に用いる自爆型無人機「シャヘド」が、発射数の増加と改良により、場合によっては、弾道ミサイルよりも危険になってきていると発言した。

ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「『シャヘド』は今や場所によっては、弾道ミサイルよりも危険になっている。私たちは、弾道ミサイルは、少なくとも(編集注:防空システム)『パトリオット』が配備されている場所では、撃墜している。しかし、あれほど大量の『シャヘド』をあれほどの高度で撃墜するためには、あらゆるものを用いる必要がある。迎撃用無人機、『F16』、ヘリコプター、あらゆるものを使用している。そして多くのことが天候に左右される。氷点下の条件下でヘリコプターがどのように使えるかは見てみよう。雨などが降ると、航空機は全ての物がそれほど視認できなくなるのだ」と指摘した。

また同氏は、迎撃用無人機に関しては、11月には1日あたり500機から800機の生産に達する計画だと伝えた。

同氏はさらに、「(編集注:迎撃用無人機の)操縦士を養成する必要がある。多くの機動射撃班が様々な施設に配備されているが、今度は迎撃用無人機を操作する多くの操縦士が必要となっている」と説明した。

さらに同氏は、ウクライナはロシアの攻撃に反撃していくと述べ、とりわけミサイル「フラミンゴ」や無人機ミサイル「ルータ」の実戦での使用を増加させていく計画だと述べた。

その際同氏は、「『フラミンゴ』は実戦で使用された。『ルータ』も実戦で使用された。私たちは今年中に、1機、2機、3機ではなく、真剣に試用すべく、あらゆることを行っている。(中略)私たちはそこに向かって進んでいる。成功すると思っている。私たちはそれを強く期待している。なぜなら、私たちのこれまでの繰り返しの使用で、有効な結果が出せることが示されているからだ」と発言した。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-