ロシアはウクライナへの「トマホーク」供与を恐れており、それなら平和のために機能するかもしれない=ゼレンシキー宇大統領

ロシアはウクライナへの「トマホーク」供与を恐れており、それなら平和のために機能するかもしれない=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、米国のトランプ大統領との電話会談の際に、ウクライナへの防空手段と長射程攻撃システムの提供について話し合った。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで報告した

ゼレンシキー氏は、トランプ氏との電話会談につき、「私たちの防空、私たちの全ての防衛能力、つまり『パトリオット』やその他のシステム、そして私たちの積極的な行動、私たちの長射程能力を強化するために、米国と細かく取り組んでいる。米国が私たちに『トマホーク』を与えることをロシアが恐れているのを、私たちは見聞きしている。これは、正にそのような圧力であれば平和のために機能するかもしれないというシグナルだ」と指摘した。

また同氏は、ウクライナと米国のチームと軍が、両国大統領が協議した前述のこと、エネルギーや天然ガスの問題についても取り組んでいくと伝えた。

その他同氏は、フランスのマクロン大統領とのやりとりの際にも防空について話し合ったと報告した。同氏は、その際両首脳は、今後数週間の外交行事についても話し合って、立場を調整していると述べた。

同氏はその際、「私たちは、ウクライナ軍がフランスに最優先のニーズを伝えること、そして供給を加速することで合意した」と伝えた。

さらに同氏は、マクロン氏とはまた、ザポリッジャ原子力発電所がこれまでで最長の期間送電が止まっている状況についても別途協議したと伝えた。同氏はその際、ウクライナ側は、これまで何度も行ってきたように、発電所の送電線を修理し、発電所の安全を保証することができると説明した。

同氏はそして、「ウクライナによる管理、私たちのウクライナの専門家こそが、100パーセントの安全の保証なのだ。ロシアには安全回帰に関心がない。彼らを安全回帰へと追いやらねばならず、国際原子力機関(IAEA)のより明確で公正な立場が必要だ。修理班が作業できるように、ロシアは砲撃を止めることができるし、止めねばならないのだ」と強調した。

これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は、11、12日と連日、トランプ米大統領と電話会談を行っていた


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