ゼレンシキー宇大統領、安全の保証は戦争終結を待つべきでないと主張

ゼレンシキー宇大統領、安全の保証は戦争終結を待つべきでないと主張

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナのための安全の保証は現在の戦争の終結を待つべきではないとし、なぜなら最終的な戦争終結の文書は生じないかもしれないからだと訴えた。

ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「もしかしたら、戦争終結の最終文書が生じないことがあるかもしれない。そのため、例えば、マクロン仏大統領などは、安全の保証は戦争の終結を待つべきではないと述べている。そして、その点、例えば、安全の保証の提供のためには停戦で十分だという点で、私は彼に同意している。私たちは時間を浪費できないし、戦争終結の明確な協定が生じるのを待てない。安全の保証はもっと前に必要だ」と強調した。

また同氏は、ウクライナの現実を歴史上の他の出来事と比べないように呼びかけた上で、ロシア・ウクライナ戦争は過去の戦争とは著しく異なると指摘した。その際同氏は、「誰も『朝鮮モデル』や『フィンランドモデル(編集注:冬戦争の戦後処理)』やその他のモデルを検討していない。なぜなら、私たちのところのものは異なるからだ。そして、最終的に何が生じるかは誰も知らない。しかし、私たちは、何が最初の一歩かは知っている。私たちは、自分たちにとってどのような安全の保証が重要であるか、どのような安全の保証がロシアの新たな侵略を不可能にするかを知っている。たとえ再来の可能性を与えるものであっても、彼らは抵抗に遭う。現実的な抵抗にだ」と強調した。


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