「無人機の壁」はEUもウクライナも守っていく=欧州委員会
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)のレーニア欧州委員会報道官は19日、「無人機の壁(ドローンウォール)」プロジェクトは欧州連合(EU)の東翼の加盟国とウクライナを守ることを目的にするものだと発言した。
レーニア報道官がブリュッセルでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
レーニア氏は、「クビリュス委員(防衛・宇宙担当)は昨日、将来の『無人機の壁』の作業を続けると喚起し、それについてはフォンデアライエン欧州委員会委員長も議会への演説の際に言及した。どうしてか? なぜなら、私たちは、ルーマニアとポーランドでの最近の出来事を見てきたからであり、それらはEUが自らを守り、自衛しなければならないことを今一度強調するものだったからだ。そして、それは当然、最前線の私たちの国々とウクライナの潜在的な無人機攻撃からの防御を含むものである」と発言した。
また同氏は、クビリュス委員とフォンデアライエン委員長がEUの東翼に位置し、「無人機の壁」プロジェクトに関心を示している諸国を訪問したことを喚起した。