ウクライナはまもなく1日で1000機の迎撃用無人航空機を使用できるようになる=シュミハリ国防相
ウクルインフォルム
ウクライナのシュミハリ国防相は18日、近々ウクライナは1日で1000機の迎撃用無人航空機を生産し、使用できるようになると発言した。
シュミハリ国防相がキーウを訪れたコシニャク=カミシュ・ポーランド副首相兼国防相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
シュミハリ氏は、「一晩で800機の無人機というのが、ロシアが実践ですでに示している水準だと理解している。すなわち、私たちは、迎撃用無人機1000機以上を持たねばならないということだ。その水準は達成される。私は、今日の時点でどのような水準かについては今話すことはできないが、しかし、すでにその水準は近々実現されるし、ロシアの無人機全てをウクライナ領で迎撃するという目標はある」と発言した。
また同氏は、1000機の無人機を製造することは問題ではない、としつつも、地上の制御システム、レーダー、人工知能を誘導に使用する部品の数には問題があると指摘した。
同氏はその際、「つまり、迎撃のための全体のエコシステムはあり、それは迎撃用無人機だけで構成されているわけではない。それは、機能すべき大きな調整システムという氷山の一角に過ぎないのだ…。そこには、巨大な複合体があり、実際、その導入には少し時間がかかる。しかし、私たちは、確実かつ明確に、予定に従って、その定められた目標に向かって進んでいる」と伝えた。