イタリアはウクライナへのNATO第5条モデルの安全保障提供を支持=メローニ伊首相
メローニ伊首相がホワイトハウスでのトランプ米大統領、ゼレンシキー宇大統領、欧州複数首脳による拡大会談の冒頭で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
メローニ氏は、「今日は重要な日だ。3年半もの間、ロシア側から対話の準備についてのシグナルが全く見られなかった後で、新たな局面が生じたのだ。ウクライナの人々の勇気と、私たち皆がウクライナに提供した団結のおかげで、戦場での攻勢が止まったことによって、何かが変わりつつあり、既に変わったのだ」と述べた。
また同氏は、イタリアは平和に向けた米国大統領の取り組みを支持し、ウクライナ側に立ち続けることを強調した。
同氏はさらに、「私たちは多くの重要なテーマについて話し合う。その第一は安全の保証だ。それが二度と繰り返されないようにするにはどうすれば良いか、ということだ。なぜなら、それがあらゆる平和の前提条件だからだ」と指摘した。
加えて同氏は、一国への攻撃が全同盟国への攻撃と見なされる、北大西洋条約第5条に定められた集団的自衛原則の適用を支持すると表明した。その際同氏は、「NATO第5条のモデルに基づいた提案から始められることを嬉しく思う。それははじめから、イタリアのイニシアティブだったのだ。私たちは常に、平和と対話のために自身の提案を行う準備がある。それは、平和を保証し、私たちの国の安全を守るために、私たちが一緒にに築かなければならないものだ」と強調した。
Prime Minister @GiorgiaMeloni: "It is an important day — a new phase — after three years that we didn't see any kind of sign from the Russian side that they were willing for dialogue, so something is changing — something has changed — thanks to you." pic.twitter.com/NuSypQh2T9
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) August 18, 2025