
ウクライナは防空システム「アイリスティー」の3年間供与につきドイツと合意=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がキーウを訪問したピストリウス独国防相との会談後共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは防空システム『アイリスティー』の供給につき感謝している。私は、全ての詳細は話さない。私たちは現在供給の状態について理解している。今後3年間の計画についての話だ。それは、私たちにとって、いずれにせよ非常に重要な支援である。それは、それだけの年月戦争が続くことは意味しないが、しかしいずれにせよ、ウクライナ、私たちの大地、そして私たちの人々の平穏は良質な防空システムで守らねばならない。私は、私たちの間に今後3年間のそのプロジェクトの実現に理解があることにつき感謝している」と発言した。
また同氏は、ドイツは2025年にウクライナの防衛分野への財政支援を拡大するとし、具体的にはドイツが長射程の無人機やミサイルの生産に投資すると説明した。
同氏はその際、「それは今年70億に相当する強力な支援だ。私たちは、それにつきドイツの人々にとても感謝しているし、彼らがそのように私たちと一緒であること、私たちを支えてくれていることに感謝している。そして今日、私たちは、(編集注:対ウクライナ)支援が継続されることについて話した。私たちはいくつかのことを非常にあてにしている。とりわけ、私たちは、生産への追加投資について合意した。ウクライナでの生産やドイツ領での生産のことだ。私たちは、私たちの長射程能力についても話している。私たちの無人機、ウクライナのミサイル技術、その他の長射程能力だ。私たちは、関連品への資金投入が拡大されていることについて非常に感謝している」と発言した。
なお、12日、ピストリウス独国防相がキーウを訪問していた。