
エストニア、ウクライナへ将来派遣させる抑止軍に中隊を送る準備あり
ウクルインフォルム
エストニア政府は、将来ウクライナへと和平を保障するために派遣される諸国軍の枠内で自国の中隊を送る準備があると表明した。
ミハル・エストニア首相が発言した。ERRが報じた。
ミハル首相は、エストニアは英国とフランスが率いる「有志連合」によって形成され、ウクライナに安全の保証を提供することになる抑止軍に参加する準備があることを認めた。
ミハル氏によれば、「有志連合」の計画はまだ完了していないものの、エストニアは中隊規模の軍指揮官や司令部将校からなる陸上戦闘部隊を提供することで貢献する準備があるという。
その際同氏は、「当然、部隊派遣のは目に、私たちは議会でマンデートを求める」と伝えた。
同時に同氏は、エストニアはこれまで同様、ウクライナの安全の保証の最善の手段は同国を北大西洋条約機構(NATO)に加盟させることだと指摘した。
そして同氏は、「NATO加盟が長引くなら、ウクライナには同盟軍による、現場に配備される保証された抑止・防衛方策が与えられなければならない。ウクライナの安全は欧州の安全である。欧州家族に属する独立した主権国家ウクライナは、私たち皆にとってのモスクワの帝国主義に対する最善の戦略的保証である。私たちは、良い考えを行動で固めることができることを示さねばならない」と強調した。
なお、中隊の兵員数は50〜250人まで幅があるが、通常は約150人の兵士からなる。