露軍攻撃によるキーウの死者数18名に増加
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ウクルインフォルム
27日夜から28日にかけてのロシア軍の大規模攻撃による、ウクライナ首都キーウにおける死者数は18名に上っている。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
トカチェンコ氏は、「救助隊員がさらに1人の遺体を引き上げた。これで、ロシアの手による死者数は18名となっている」と伝えた。
また同氏は、ロシア軍の攻撃による被害は市内33か所で確認されていると指摘し、「負の記録更新だ。市内の全ての地区で損傷が出ている」と指摘した。
同氏はその際、難しい問題であり続けているのが、人々への緊急支援、失われた(身分証明書などの)文書類の再現、支援手続きだと伝え、市内ホロシーウシキー地区だけで最大80軒が損傷していると指摘した。
キーウ市内ダルニツィキー地区のロシア攻撃による被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
キーウ市内ドニプロウシキー地区のロシア攻撃による被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
キーウ市内ホロシーウシキー地区のロシア攻撃による被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、27日夜から28日朝にかけて同国首都キーウをはじめ、ウクライナ各地を自爆型無人機とミサイルで大規模攻撃を行っていた。