ウクライナ防衛戦力、ロシアの製油所2か所を攻撃
ウクルインフォルム
ウクライナの無人システム軍は、28日未明、ウクライナ防衛戦力の他の部隊と連携し、ロシア領サマラ州クイブィシェフ製油所とクラスノダール地方アフィプスキー製油所を攻撃した。
無人システム軍のブロウディ司令官(コードネーム「マジャール」)がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ブロウディ司令官は、無人システム軍第14連隊が特殊作戦軍と連携し、年間700万トンの石油を生産し、全体の2.5%を占めるサマラ州のクイブィシェフ製油所を攻撃したと伝えた。
また、同氏は、クラスノダール地方のアフィプスキー製油所に対しては、無人システム軍第14連隊が情報総局の特殊部隊員と共に活動したと伝えた。この製油所は年間625万トンの石油を生産しており、全体の2.2%を占めるという。
同氏は、この夜、ロシアの石油精製産業はその能力のさらに4.7%を失い、合計でこの2週間で21%を失ったと指摘した。
また、テレグラム・チャンネル「アストラ」は、当初、地元住民はサマラ州のノヴォクイブィシェフスク製油所への攻撃を報告していたが、しかしその後、攻撃されたのはクイブィシェフ製油所だと判明したと伝えている。
サマラ州知事は、「この地域が敵の無人機による攻撃を受けた。防空システムと緊急当局が活動している」と述べた。
アストラはまた、クラスノダール地方の緊急本部がアフィプスキー製油所への攻撃を認めたと伝えた。
その他、BBCは、ロシア国防省が、黒海およびアゾフ海の海上、ロシア領ロストフ州、サマラ州、ヴォロネジ州、ヴォルゴグラード州、クラスノダール地方で、ウクライナの無人機102機を撃墜したと報告したと報じている。