ロシア軍の攻撃受け、ウクライナ2州で一時停電発生
ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍の攻撃を受け、北部スーミ州と中部ポルタヴァ州で一部停電が発生した。
北部スーミ州への攻撃につき、フリホロウ・スーミ共同体の首長は27日未明、テレグラム・チャンネルにて、「敵がスーミ共同体の近隣を無人機で大規模に攻撃した。暫定で、犠牲者は出ていない」と伝えた。
また同氏は、インフラ施設が損傷したと報告した。
クリヴォシェイェンコ・スーミ市軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃によりスーミ市の一部で停電が続いていると伝えた。
クリヴォシェイェンコ氏はまた、市内の水道施設への送電が全て止まっているが、緊急予備電源に切り替えられていると報告した。さらに同氏は、27日は、スーミ市は下げられた水力での計画水供給が導入されるとし、供給時間は5時〜10時と18時〜22時となると伝えた。
同時に、医療施設には、予備電源によって送電が行われていると報告されている。
中部ポルタヴァ州のコフト州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州は27日未明にロシア軍の空撃でエネルギー企業が損傷し、停電が発生したと報告した。
コフト氏は、「エネルギー部門の企業が損傷。事務所、交通手段、機材が損傷した。企業の敷地内で火災が発生。また、一般・法人消費者への停電が発生。現時点で、火災は鎮火され、電力供給は回復している」とし、また犠牲者は出ていないと伝えた。