「プロパガンダの典型的手法」＝ウクライナ偽情報対策センター、露クルスク原発への「ウクライナ攻撃」との露報道にコメント
ウクルインフォルム
ウクライナの国家安全保障国防会議（ＮＳＤＣ）傘下偽情報対策センターは２４日、ロシアのメディアが同国領クルスク原子力発電所に対してあたかもウクライナが攻撃したかのような断罪を拡散したことにつき、それはプロパガンダに典型的な手法だとコメントした。
偽情報対策センターがフェイスブック・アカウントにコメントを掲載した。
同センターは、ロシアのメディアがクルスク原発の状況に関して印象操作的な情報を再び拡散して、あたかもウクライナが原子力の安全を脅かしていると断罪していると伝えた。
拡散されている情報では、発電所の原子力の部分に属さない変圧器ブロックであたかも火災が生じたが、それはウクライナの無人機の撃墜によって生じたと主張されているという。
同時にセンターは、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は、「軍事行動の結果としての火災」に関する情報について独立した確認は得られていないと伝えていることを喚起した。
IAEA monitoring confirms normal radiation levels near Kursk NPP; Russia says reactor unit’s power reduced due to auxiliary transformer damage but fire extinguished and no injuries. https://t.co/1BIr7V6fDa
— IAEA - International Atomic Energy Agency ⚛️ (@iaeaorg) August 24, 2025
センターは、ロシアはこれまでも類似の偽情報を拡散してきたことを指摘している。
写真：gur.gov.ua
