「ウクライナ軍は到達すると被占領地の人に伝えて欲しい」=ゼレンシキー宇大統領の6月13日メッセージ全文

「ウクライナ軍は到達すると被占領地の人に伝えて欲しい」=ゼレンシキー宇大統領の6月13日メッセージ全文

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、国民に対して、現在ロシアに占領されている南部、ドンバス地方、ハルキウ州に残っている人々と話をして欲しい、彼らにウクライナのことや、真実について伝えて欲しい、ウクライナ軍は必ず到着するということを話して欲しいと要請した。

ゼレンシキー大統領が13日夜の動画メッセージにて発言した

ゼレンシキー氏の動画メッセージの全文は以下のとおり。


今日はもう私たちの防衛の110日目だ。そして、「110日目」と口にしたら、私たちがどれだけ長い道のりを歩いてきたかわかるだろう。ジトーミル州、キーウ州、チェルニヒウ州、スーミ州から敵を撃退することができた。ハルキウ州のかなりの部分を解放することができた。全体では1000以上の自治体を解放した。

ウクライナ南部で占領者の侵攻を止めた。確かに、彼らは今もミコライウやザポリッジャ、ドニプロペトロウシク州の町々を破壊したがっている。彼らには、ゼレノドリシクとフリャイポレを砲撃するだけの戦力が足りていない。オデーサは、ロシア艦隊にとってのターゲットであり続けている…。

しかし、もう、南部において、ロシア軍の侵攻の何十もの試みを阻止した。反攻により、ヘルソン州の自治体の一部が解放されている。

ドンバス地方の戦いは、欧州における、欧州をめぐる最も残酷な戦いの一つとして、間違いなく戦争の歴史に名を残すだろう。たとえロシア側が機材の数、特に火砲の数で圧倒的に優っていようとも、ウクライナ軍と私たちの情報機関は、戦術的にロシア軍に勝つだろう。

私たちにとってのこの戦いの代償は非常に高くつく。その代償はただただ恐ろしい。そして、私たちは毎日、十分な数の現代的火砲のウクライナへの提供のみが私たちの優位を確保し、ロシアによるウクライナ領ドンバスの破壊を終わらせることができるということに、パートナーたちの注意を向けさせている。

今日は、ドンバス地方ルハンシク州にて、ロシアの砲撃により1人の児童が亡くなったことが判明した。2016年生まれの男の子だ。彼は、リシチャンシクに住んでいた。モスコウシカ(モスクワ)通りの普通の建物だ。つまり、『モスクワ』という名の通りの6歳の男の子が、ロシア連邦にとっては「危険な敵」だったというわけだ…。

私たちは、絶対的悪と対峙している。私たちには、先に進む以外の、私たちの全ての領土を解放する以外の別の選択肢はない。私たちの全ての州から占領者を追い出す以外の選択肢はないのだ。今は私たちの前線の長さは2500キロメートル以上にも及ぶが、戦略的な主導権は私たちにあると感じられる。

私たちは、今のところ行政府に私たちの旗の立っていない全ての私たちの町、私たちの村に到着する。ただし、私は、そこでもウクライナの旗は、人々のいるところ、家の中にとてもたくさんあるのだと確信している。私たちは、人々が占領者に抵抗していた時に、その旗をもう目にした。私たちは、その旗をもう一度目にしよう。戻ったら、あらゆる場所で目にすることになる。

私たちは、ヘルソンに到着する。そして、普通のヘルソン市民が通りで私たちの軍を出迎えるだろう。いわゆる「ロシアの日」なるものを祝おうとしていた占領者たちの試みが失敗したことは、ヘルソンがウクライナの町であることを証明しただけであった。ヘルソン市民は、ウクライナの祝日だけを祝うのだ。

私たちは、メリトポリに到着する。そして、メリトポリ市民皆に恐怖なく生活する機会を取り戻す。ところで、現在メリトポリやザポリッジャ州のその他の地区の農家から土地を奪い続けている敵対協力者たちは皆、おそらくは、自分自身がその土に埋まることになろう。

私たちは、マリウポリに到着する。そして、町を三度解放する。マリウポリは、1943年に電撃作戦でナチスから解放した。2014年の今日、6月13日にも、私たちのアゾフ隊員やその他の部隊の勇敢さのおかげで、マリウポリは2度目となる解放を迎えた。当時、ロシアが何のために自分たちを送っているのか、まだ完全には認識していなかった戦闘員たちから解放されたのだ。彼らは今、燃え尽きたマリウポリを目にしている。何のためロシア人がその町にやってきたのかを理解している。しかし、私たちはマリウポリを死せる町にはさせない。私たちはマリウポリを取り戻す。絶対に。

そうするために必要なのは十分な数の武器だけだ。それはパートナーたちのところにある。十分な数がある。私たちは、その武器を私たちに提供するだけの政治意志が現れるように、毎日仕事をしている。

私たちは、エネルホダルに到着する。そして、私は、ロシア軍人に抵抗するために通りに出てきた町の人、占領者との協力を拒否した人、今、私たちのことを待っている人一人一人に、もう一度言いたい。私たちは、1日たりとも私たちのエネルホダルのことを忘れたことはない、と。

私たちは、占領者たちが奪った領土を情報面で封鎖しているだけでないことを理解しなければいけない。私はその状態を「文明面での封鎖」と呼ぶ。

彼らは、人々がウクライナのことについてや、私たちがどのように領土を解放しようとしているかについて何も知ることができないようにしようとしているだけではない。彼らは、人々があきらめるように、普通の生活に戻ることについて考えられないようにしているのだ。その一部の地域では、占領者は意図的に電気供給を復旧できないようにしている。彼らは多くの自治体で通信を遮断した。私たちのテレビを消し、占領から脱出できないようにしている。私たちが人々に必需品や医薬品を運ぶことを不可能にするために、人道回廊も作らせないようにしている。

そして、私は、皆にお願いする。機会があるなら、南部、ドンバス、ハルキウ州にいる人々と対話して欲しい。彼らに、ウクライナについて話して欲しい。真実について伝えて欲しい。解放されるのだということを伝えて欲しい。キリリウカ、へニーチェシク、ベルジャンシク、マンフシュの人々に伝えて欲しい。ホルリウカ、ドネツィク、ルハンシクの人々と話して欲しい。私たちのウクライナの大地にて、まだロシア国旗を目にせざるを得ないハルキウ州の皆に伝えて欲しい。彼らに、ウクライナ軍は必ず到着すると伝えて欲しい。

もちろん、私たちは、私たちのクリミアも解放する。ウクライナ国旗はヤルタ、スダク、ジャンコイ、イェウパトリヤに再び現れる。クリミアの高価な大地を奪ったロシアの幹部一人一人に覚えさせておくと良い。「そこは彼らが穏やかでいられる地ではない」ということを。

今日、私たちの勝利までの道のりがどれだけ続くのか、確実なことを言える者はいない。しかし、今日、圧倒的多数の人が、それこそが私たちの道のりであることを、すでに認識している。この戦争はそのようにして終わる、ということを。

私たちは、占領者に破壊された全てを再建する。ヴォルノヴァハからチョルキウまで。なぜなら、そこがウクライナだからだ。そして、それを取り戻し、強化することが私たちの運命となったからだ。

私は、全ての防衛者を誇っている! あなた方に永遠の栄光あれ!

占領者に命を奪われた、全ての人に永遠の記憶を!

ウクライナに栄光あれ!


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