「多くの専門家がウクライナの抵抗の強さを過小評価していた」=元米CIA長官

「多くの専門家がウクライナの抵抗の強さを過小評価していた」=元米CIA長官

ウクルインフォルム
米国の中央軍司令官や、イラク駐留/アフガニスタン駐留多国籍軍司令官などを歴任したデヴィッド・ペトレイアス元米中央情報局(CIA)長官は、多くの専門家がロシアの侵略に対するウクライナの抵抗の強さを過小評価していたと発言した。

ペトレイアス氏がウクルインフォルムへのインタビュー(リンク先はウクライナ語)時に発言した

ペトレイアス氏は、「(全面的侵略が始まってから)最初の数日、ウクライナ軍はロシアの侵攻を食い止められるかどうか、というリアルな質問が生じた。多くの観察者は、もちろん、ロシアの能力を過大評価し、ウクライナの人々ができることを過小評価していた」と発言した。

他方で同氏は、自身はウクライナ人が高い動機と不屈の精神とともに非常に強力に戦っていくと確信していたと述べ、そして「ナポレオンは、士気には物理的な要素と比べて3倍の力があると述べていた。言い換えれば、最も重要なものは、心の中にあるものだということだ。それは、武器の数やあなたが持っている兵器システムよりも3倍の重みがある。私は、現在の戦争は、過去のどの戦争よりもそのことを示していると思っている。すでに述べたように、最初は、非常に多くの観察者が、ウクライナの抵抗がどれだけ強いものとなるか、理解していなかった。しかし、強調するが、私は以前から、ウクライナ人は非常に強力に戦うと述べていた。なぜなら、実際に彼らを見てきたからだ」と発言した。

ペトレイアス氏は、自身はコロナ感染症が世界中に広まる前に、東部前線をはじめ、ウクライナを複数回訪問してきたとし、そこで「すでにその時に、ウクライナの戦力がどれだけ強力で、決意に満ち、どれだけの戦闘能力を有しているかを感じていた」と述べ、さらにウクライナ軍はその時からもさらに改善していったと指摘した。

加えて同氏は、「その後、彼らは非常に迅速に極めて多くの西側の、あるいはしばしば東側の武器、輸送機材などを入手した。つまり、彼らは今有しているのは、絶対的な決意と不屈の精神に満ちた力なのであり、しかもその力が今、世界で最高レベルの軍事機材を装備しているのである。しかし、それでも、心の中にあるもののことを話さねばならない。国全体が、いわれのない侵攻と対抗し、領土の奪取を認めていないのだ」と発言した。

同氏は、ウクライナの人々が、支援として受け取っている新たな装備を全て身に付けたら、「東部と南東部で、ロシアの侵攻の圧力を受けて仕方なく失わざるを得なくなった自国領を、彼らは取り戻し始めるだろう」と発言した。

そして同氏は、「そのため、私は何よりまず、私の話を聞いている人皆に、ウクライナが国家として今行っていることで生まれている、巨大な感動を伝えたい。私は、その感動を世界中の人が感じていると思っている。一人のリーダーとか一個の部隊とか飛行小隊とかの話ではなく、大きなチームワークのこと、『チーム・オブ・チームズ』の話だ。そのチーム・オブ・チームズが全くもって電撃的に、本当に感動的な活動をしているのである」と指摘した。

同氏は、ウクライナの人々は「世界が見ていること、今後も見続けていくことを知っておくべきだ」と述べ、「ウクライナの人々が行ったことは、共感や感謝だけではなく、とてもとても意味のある応援を生み出した。それは、私の感覚では、今後も続いていく。米国の世論調査は、約75%の米国人が私たちの国が行っていることを支持していることを示している。それは素晴らしいことだ。私は、世界の他の多くの国でも同様のことが起きていると思う。私たちは、彼ら(ウクライナ国民)をそのことで尊敬している。私たちは、彼らに感動している。そして、私たちは彼らと一緒ににあり続ける。全てが続く限り」と発言した。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用は検索システムに対してオープンである一方、ukrinform.jpへのハイパーリンクは第一段落より上部にすることを義務付けています。加えて、外国マスメディアの報道の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びキャリー元マスメディアのウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。オフライン・メディア、モバイル・アプリ、スマートTVでの引用・使用は、ウクルインフォルムからの書面上の許可を受け取った場合のみ認められます。「宣伝」と「PR」の印のついた記事、また、「発表」のページにある記事は、広告権にもとづいて発表されたものであり、その内容に関する責任は、宣伝主体が負っています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-