ゼレンシキー宇大統領、米国会議員に飛行禁止区域設定を要請

ゼレンシキー宇大統領、米国会議員に飛行禁止区域設定を要請

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、民間人や重要インフラ施設保護は、ウクライナ上空に飛行禁止区域、あるいは、さらなる航空機の供与で可能となると発言した。

ゼレンシキー大統領が米国会議員とのオンライン会談の際に発言した。ウクライナ大統領府が公表した。

発表には、ゼレンシキー大統領が議員たちに対して、民間人や重要インフラ施設の保護には、ウクライナには空の安全が必要であり、その実現は、ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定すること、あるいは、ソ連製の航空機を供与することで可能となると発言した。

ゼレンシキー氏はまた、ロシアに対する制裁圧力をさらに強化する呼びかけ、具体的には、あらゆるロシアの製品の禁輸と、最恵国地位の剥奪が効果的な追加制裁となるとの考えを示した。

さらにゼレンシキー氏は、ウクライナの状況と戦闘の展開について報告し、特にロシア軍による戦争犯罪(学校、民間住宅、幼稚園、教会への攻撃)に注意を向けた他、ミサイル攻撃によるバービン・ヤール施設への被害、とその際の民間人死者の発生についても伝えた。

加えて同氏は、ロシア占領軍により化学・原子力施設に対する脅威が生じており、ウクライナと欧州の環境にも脅威が生まれているとし、すでにロシア軍はウクライナの二つの原子力発電所を占拠し、さらに南ウクライナ原子力発電所の方面へ向かっていると説明した。また、ザポリッジャ原子力発電所では、ロシア軍が消防隊員の作業を妨害したことも報告した。


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