ウクライナ大使館、仮面や奇妙な衣装のクリスマス行事「マランカ」を紹介する映画の上映会開催へ
在日ウクライナ大使館は、12月18日に港区にある同大使館内で、民間ボランティアプロジェクト「Ukraїner(ウクライナー)」が制作した、ウクライナの独特なクリスマス伝統行事「マランカ」を紹介する映画の上映会を開催する。
5日、ウクライナ大使館がフェイスブック・アカウントで告知した。
告知には、ウクライナー制作の映画「クリスマスとマランカ」(2022)が12月18日18時から東京都港区のウクライナ大使館の建物で日本語字幕付きで公開されると書かれている。
大使館は、このドキュメンタリー映画は、ウクライナで受け継がれてきた伝統を描く作品だとし、「ウクライナーのチームはウクライナ各地を訪れ、クリスマスのディドゥフ(わら飾り)、祝祭の食卓、コリャドカ(キャロル)、そして仮面や奇抜な衣装でにぎわうマランカの街頭カーニバルについて紹介している」と伝えている。
上映会は、12月18日18時から。入場は無料だが、先着順定員25名であり、指定のフォーラムから応募が必要とのこと(応募フォーラムへのリンクはこちら)。
なお、「Ukraїner(ウクライナー)」は、ウクライナ国内のあまり知られていない場所を訪れ、そこの人々、伝統工芸、地元ビジネスなどを伝える活動をしている人気ボランティア・プロジェクト。2022年以降は、ロシアの侵略戦争に関係する情報発信も積極的に行ってきた。
2021年には、「ウクライナー」の日本語版ウェブサイトの立ち上げられている。
また、「ウクライナー」は2023年3月に、日本語版書籍『美しきウクライナ』を日経ナショナルジオグラフィック社から出版した。
今年11月には、「ウクライナー」に参加する、写真家・メディアプロデューサーで、ウクライナ海兵隊第35独立旅団に入隊していたコスチャンティン・フゼンコ氏が戦死したことが報告されていた。