ドイツで殺されたウクライナ軍人につきウクライナ外務省がコメント発出

ウクライナ外務省は、27日にドイツのバイエルン州ムルナウ・アム・シュタッフェルゼーで殺害されたウクライナ国民は、軍人で、ドイツではリハビリのために滞在していたと伝えた。

28日、ウクライナ外務省が事件につきコメントを発出した

コメントには、「暫定情報では、亡くなった国民は、ドイツで医療リハビリを受けていた軍人であった。ウクライナの領事は、死亡した者が属していた部隊に関する情報を確認しており、また遺族との連絡を確立しているところである」と書かれている。

また、発表にて、クレーバ外相は、ドイツの法執行機関が57歳のロシア国民の容疑者を迅速に拘束したことにつき謝意を伝えた。

また外相は、領事部と在ミュンヘン総領事館に対して、殺人犯が法の認める最大限の厳罰を受けることになるよう、本件を特別に管理し、ドイツ法執行機関と常に連絡を取るよう指示を出したという。

これに先立ち、27日、ドイツ・バイエルン州ムルナウ・アム・シュタッフェルゼーの旧商業施設の敷地内で、ウクライナ国民2名(1987年生まれと2001年生まれ)が殺害されていた。両名とも刃物による負傷が加えられていたという。36歳の男性はその場で死亡、もう1名は病院で同日夜に死亡していた。

警察は、2名を殺害した容疑で57歳のロシア国籍男性を拘束。捜査が継続しているとのこと。