ウクライナ国民の間で「終戦後の」選挙実施を支持する割合増加
ウクライナで実施された最新の世論調査の結果では、ウクライナでは最終的な和平合意の締結と終戦後に選挙を実施すべきだとの意見が69%に上っている。2025年12月時点の調査では、この割合は59%だった。
キーウ国際社会学研究所が2026年3月1日から8日にかけてウクライナで実施した世論調査の結果を発表した。
発表には、「ウクライナ人の12%のみが、戦闘が終結する前にでも選挙をすべきだと考えている(2025年を通じてその数は10〜12%だった)。また13%が、停戦後かつ安全の保証の獲得後に選挙実施が可能だと考えている。2025年12月と比較して、そのような人々の割合(編集注:停戦と安全の保証後の選挙実施可能)は、23%から減少した。つまり、安全の保証を伴う停戦の後で選挙をすることに納得していた人すらも減少したのだ」と説明されている。
さらに研究所は、代わりに、2025年12月から2026年3月にかけて、最終的な和平合意と完全な終戦の後にのみ選挙は行われるべきと考える人の割合が、59%から69%に増加したと伝えた。
とりわけ、ゼレンシキー大統領を信頼すると答えた回答者の間で、和平合意後の選挙実施の支持者が大多数を占めている。反対に、ゼレンシキー氏を「どちらかといえば」信頼しないと答えた回答者の間では、和平合意後に選挙をすべきとの割合は49%で、停戦・安全の保証後に実施との意見は26%だった。
同時に、「どちらかといえば信頼しない」層の間でも、戦闘終結前に選挙を実施と主張する者の割合は22%と少数派だった。
ゼレンシキー氏を「全く信頼しない」という層の間では、選挙の需要はより高く出ている。しかし、その層の間でも、戦闘終結前の選挙実施の支持者は35%と少数派となっている。同層の間では、停戦・安全の保証後の選挙実施の支持は24%、和平合意締結後の選挙の支持は34%となっている。
今回の世論調査「オムニブス」は、キーウ国際社会学研究所が2026年3月1日から3月8日にウクライナ全土の政府管理地域において電話番号をランダム抽出し、18歳以上の住民1003人に対して実施したもの。理論的誤差は最大で±4.1%だと書かれている。また、戦争状況下であることから、一定の体系的偏差も加わると指摘されている。