イタリアのテレビ司会者、ウクライナを「小ロシア」と呼んだことを謝罪
イタリアのテレビ局「RAI-1」の番組L’еreditàの司会者、フラヴィオ・インシンナ氏は、現在のウクライナについて「小ロシア」との不適切な呼称を用いたことにつき、正式に謝罪した。
在イタリア・ウクライナ大使館がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「『ウクライナは小ロシアではない』。番組L’еreditàの司会者、フラヴィオ・インシンナ氏が認めました。大使館とテレビ局の協議のあと、今日、RAI-1局の生放送にて、インシンナ氏が『小ロシア』との言葉を使うのが不適切であると正式に認めました」と書かれている。
大使館は、インシンナ氏は特に本件を「残念な、意図的ではない誤りだった」と述べたと伝えた。
同氏は、「ウクライナは、素晴らしい国だし、私は大使と素晴らしいウクライナの人々皆に、挨拶したい」と述べたとのこと。
これに先立ち、28日、在イタリア・ウクライナ大使館が、イタリアのテレビ局「RAI」に対して、番組内でウクライナを「小ロシア」と呼んだことにつき、訂正を要求したと発表していた。