61%のウクライナ国民、ゼレンシキー大統領を「信頼する」=世論調査

世論調査

ウクライナで実施された最新の世論調査では、61%の回答者が同国のゼレンシキー大統領のことを「信頼している」と回答した。

キーウ国際社会学研究所が11月26日から12月13日にかけて実施した世論調査の結果を公開した

結果によれば、ゼレンシキー氏を信頼しているとの回答は61%、信頼していないとの回答は32%だった。

この数字は、10月上旬の調査時点からほとんど変わっていない。

過去1年の調査の同設問の結果を振り返ると、以下のとおり。

2024年

12月 信頼52% 不信頼39%

2025年

2月  信頼57% 不信頼37%

3月  信頼69% 不信頼28%

5月  信頼74% 不信頼22%

7・8月信頼58% 不信頼35%

9月  信頼59% 不信頼34%

12月 信頼61% 不信頼32%

同時に今回の世論調査期間の序盤(11月26〜30日)では、ゼレンシキー氏を信頼するという回答が49%だったのに対して、中盤(12月1〜13日)では63%となり、終盤(12月8〜13日)では65%となったと発表されている。

この全ウクライナ世論調査「オムニバス」は、キーウ国際社会学研究所が11月26日から12月13日にかけて自らのイニシアティブで行ったもの。継続的な設問に加えて、今回は、戦争と平和、西側パートナー諸国への信頼、国内情勢に関する設問が加えられた。ウクライナ全土(政府管理地域)の18歳以上の547人の回答者が、携帯電話番号のランダムサンプリングに基づいて、CATI方式で調査された。

理論的誤差最大で±5.6%。また戦時下では、上記の形式上の誤差に加えて、特定の系統的な誤差が加わるとのこと。

写真:大統領府