停戦の条件が2027年春までに生じる可能性は小さい=ブダーノウ宇大統領府長官

ウクライナのブダーノウ大統領府長官は、米国の仲介を通じたロシア・ウクライナ戦争の終結に向けた交渉は、9月末までに再開される可能性があると発言した。

ブダーノウ大統領府長官が米ニューヨーク・タイムズとのインタビューの際に語った

ブダーノウ氏は、トランプ米政権の仲介によるロシアとの交渉が、ロシアでの議会選挙が行われてから数日後かつ、11月初頭の米議会中間選挙まで数週間前となる、9月末までに再開される可能性があると指摘した。

また同氏は、そのプロセスはウィトコフ氏とクシュナー氏というトランプ米大統領の代表者がキーウを訪問することによって再開されることが見込まれると述べた。

なお、ウィトコフ氏とクシュナー氏は過去に数回モスクワを訪問しているものの、キーウはまだ一度も訪問していない。

同時にブダーノウ氏は、交渉は今月再開される可能性があるものの、他方で停戦の条件が2027年春までに生じる可能性は小さいとの見方も伝えた。

また同氏は、「交渉は、遅かれ早かれ何らかの結果をもたらす。一生戦い続けることはできない」と発言した。

写真:大統領府