ゼレンシキー宇大統領、6、7月のEU、G7、NATOの首脳会議への期待を表明

ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、6月と7月に開催される欧州連合(EU)、G7、北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議において、ウクライナにとって重要な決定が下されることを期待していると発言した。

タリンを訪れたゼレンシキー大統領がカリス・エストニア大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「今日非常に重要なことは、私たちが皆、EU、G7、NATOのレベルの首脳会議に期待している交渉や決定に向けて準備をすることである。今年の6月と7月は、非常に多くのことを決定する可能性がある」と述べた。

また同氏は、ウクライナに必要なのは外交における明確な動きであるとし、それは「戦争が何かをもたらし得ると、ロシアが思わないようにするため」だと指摘した。

同氏はそして、「ウクライナの前線の陣地は強固だ。ロシアは毎月、戦死者と重傷者で3万人以上の自国兵士を失っている。ロシアの兵站、ロシアの石油精製、ロシアの軍事生産に対する私たちの長射程攻撃の影響力も強い。一時的に占領されているクリミアやロシアの一部地域では、既にガソリンが不足しており、場所によっては正常な通信がなくなっている。ロシアの国家予算には穴が空いている。さらに圧力をかけ続け、ロシアを外交のトラックへと引き出す必要がある」と指摘した。

同時に同氏は、今のところロシアは交渉への準備を示していないと強調した。

なお、9日、ゼレンシキー大統領は「ウクライナ・NB8」首脳会議に出席するためにタリンを訪れている

写真:大統領府