憎しみで勝ち続けることはできない=ゼレンシキー宇大統領、ハンガリーのオルバーン氏敗北にコメント
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ハンガリーのオルバーン氏率いる政党「フィデス」の議会選挙での敗北は、同党がウクライナに対する憎しみをもとに選挙戦を行ったことを国民が支持しなかったということだと発言した。
ゼレンシキー大統領がテレビ番組の中で発言した。
ゼレンシキー氏は、「憎しみでずっと勝ち続けることはできない。憎しみでは、戦術的に勝つことはできても、戦略的には必ず負ける。ハンガリーの選挙はオルバーン氏の戦略的敗北だ」と指摘した。
また同氏は、自分はハンガリー政権との関係構築のためにあらゆる手を尽くしてきたと指摘した。同氏はその際、「彼が私に対する憎しみをこめた看板を掲げた時でさえ、私は、自分はウクライナ国民の選択に属していると述べた。私への憎しみは、ウクライナ人への憎しみの投影なのだ。彼はウクライナ人への憎しみの上にキャンペーンを構築した。ハンガリー人は彼に対し、『見てみろ、私たちはそれに同意しない』ということを示したのだ」と述べた。
また同氏は、ハンガリーの新首相の選出により、ウクライナ、ハンガリー、欧州連合(EU)全体にとっての「機会の窓」が開かれると指摘した。
これに先立ち、ハンガリーにて4月12日に議会選挙の投開票が行われた。勝利したティサ党のマジャル党首は、5月9日または10日に正式にハンガリー首相に就任する見込み。