ジュネーヴ交渉では欧州諸国がウクライナのそばにいた=宇外務報道官
ウクライナのティーヒー外務報道官は18日、ジュネーヴでの三者和平交渉では、欧州諸国の代表者らが常にウクライナのそばにいたとし、欧州は今後も和平プロセスに関与し続けると発言した。
ティーヒー報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ティーヒー氏は、「ジュネーヴでの(交渉)プロセス全体を通じて、欧州諸国がそばにいたという側面が私たちにとって非常に重要だ。フランス、英国、ドイツ、イタリア、そしてスイスの代表者たちのことだ。私たちは、欧州のパートナーたちと自らの行動を調整しており、欧州が(編集注:和平プロセスに)直接関与すべきだというのがウクライナの原則的な立場である。今後もそうなっていく」と指摘した。
また同氏は、「これら全てのことが平和に向けて前進するように」尽力している米国、またジュネーヴでの交渉の場を準備したスイスに謝意を伝えた。
今回の交渉の結果について、ティーヒー氏は、軍事的要素は概して「十分に建設的」であったが、一方で政治的分野は容易ではなかったと指摘した。
同氏はその際、「私たちは、残念ながら、ロシア側からのプロセスの引き延ばしや、アブダビでの会合で達成された勢いを損なわせようとする試みを目にしている。実際、このプロセスは、総じてすでに最終段階に入り得る状況にあるのだが、繰り返しになるが、ロシア側に真に建設的な解決策を模索する意欲が欠けているのだ。しかし、いかに困難であろうとも、ウクライナ側は最大限に建設的に活動し続けており、ロシア側からも不可欠な建設性が生じるよう、米国があらゆるてこ、あらゆる必要な措置を講じることを期待している」と述べた。
これに先立ち、スイス・ジュネーヴにおいて17、18日、ジュネーヴにて、ウクライナ、米国、ロシアの代表団による3回目の三者和平交渉が行われていた。
同会合後、ゼレンシキー大統領は18日、軍事面の停戦監視については進展があったものの、政治面の領土問題やザポリッジャ原発、その他の機微な問題については、各者の立場が異なったままだと発言していた。
また、ゼレンシキー大統領は、戦争は欧州で起きているのだから、欧州で和平交渉を行うことが重要だと発言している。