ウクライナは領土問題で妥協しない=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、ウクライナがロシアのために自国領を放棄するのは、国内法的にも国際法的にも倫理的権利の点からも不可能だと発言した。

ゼレンシキー大統領が記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちが何らかの領土の明け渡しを検討しているか否かについて。(中略)私たちには、ウクライナ法でも、私たちの憲法でも、国際法でも、一切その権利がない。倫理的権利もない」と強調した。

また同氏は、「当然ながらロシアは、私たちが領土を明け渡すことを主張している」と伝えた。

同氏はそして、「私たちは、当然ながら、何も明け渡したくない。私たちはそのために戦っているのだ。米国人は、今日妥協を模索している」とhつげんした。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は、米国の仲介によって和平案を協議している国々の間には、ウクライナ東部の領土問題に関して異なる見方があると発言した

写真:大統領府