ゼレンシキー宇大統領、メルツ独首相と「パトリオット」供与につき協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は２日、訪問先のコペンハーゲンでドイツのメルツ首相と会談し、防空システム「パトリオット」とそのミサイルの供与をはじめとする、ウクライナの防空強化について協議した。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。

ゼレンシキー氏は、「メルツ独首相との会談時、私たちの重要なニーズについて短く伝えた。私たちは、『パトリオット』システムとそのミサイルの供与をはじめとするウクライナ防空の強化、ＰＵＲＬ（「ウクライナのための優先的装備品ニーズリスト」）イニシアティブの実現、ロシア凍結資産の防衛と復興のための利用、安全の保証の作業について協議した」と書き込んだ。

また同氏は、ドイツに大してウクライナに対する一貫した支援につき謝意を伝えたとし、「ドイツは支援におけるリーダー国の１つであり、私たちにとってそれが非常に重要だ」と強調した。

写真：ゼレンシキー宇大統領（テレグラム）