ゼレンシキー宇大統領とマクロン仏大統領、安全の保障、対露制裁、欧州統合につき協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は３日、フランスのマクロン大統領と将来のウクライナのための安全の保証、対露制裁の強化、ウクライナの欧州連合（ＥＵ）加盟問題につき協議した。

パリ訪問中のゼレンシキー大統領がＸアカウントで報告した。

ゼレンシキー氏は、「マクロン大統領との今日の会談の際、明日開かれる『有志連合』首脳会談の前に立場を調整し、また安全の保証についての準備作業を協議した。私は、私たちの作業がウクライナのための強力な安全の保証をもたらすと信じている。私たち皆がそれに取り組んでいる」と書き込んだ。

また同氏は、両大統領はウクライナの防衛支援についても話し合ったとし、現在のニーズの取り組み、対露制裁の強化、ロシアの凍結資産の利用可能性について協議したと伝えた。

その他、ウクライナの欧州連合（ＥＵ）加盟の道にも注意が払われたとし、ゼレンシキー氏は、本件でのフランスの支持に感謝していると書き込んだ。

なお、ゼレンシキー大統領は、３日からパリに滞在している。４日には、同地で「有志連合」首脳会談が開催される予定。

写真：ゼレンシキー宇大統領（Ｘ）