ゼレンシキー宇大統領、フレデリクセン・デンマーク首相と会談
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、訪問先のデンマークのマリエンブルクで同国のフレデリクセン首相と会談した。
デンマーク首相府がXアカウントで発表した。
発表には、「フレデリクセン・デンマーク首相は、北欧・バルト諸国首脳会議の前に、先ほど自らの公邸でゼレンシキー大統領を迎えた。会談の主な目的は、ウクライナへの追加支援の確保である」と書かれている。
フレデリクセン氏の広報室は、同氏が北欧バルト諸国はウクライナ国民の防衛戦の最大級の参加者であるとした上で、「だからこそ、マリエンブルクで私たちがゼレンシキー氏と共に集まれることを嬉しく思う。私たちの一義的なウクライナ支援を示せることを、ロシアへのさらなる圧力をかけられることを嬉しく思う」と発言したと伝えている。
また同氏は、ロシアのプーチン氏が「不快な攻撃を続ける」中で、ウクライナ国民は「信じられない力と自国防衛の能力」を維持していると指摘した。
同氏はそして、「ロシアの侵略への返答は、ウクライナの安全保障だけに関わるのではない。それはまた欧州の安全保障にも関わっている。私たちの知る形の国際秩序にもだ。強力な欧州と強力なウクライナが一緒になってはじめて、私たちは永続的で公正な平和を確保できるのだ」と伝えた。
なお、3日、ゼレンシキー大統領はデンマークを訪問している。