ラヴロフ露外相、制圧したウクライナ領を「ロシア領」と認めることを和平条件として要求
ロシアのラヴロフ外相は、ロシアとウクライナの間の交渉の継続を期待しているとしつつ、それは国際レベルで「新しい領土面の現実」が認められ、新しい「安全の保証システム」が形成されるべきだと発言した。
ラヴロフ外相がインドネシア紙「コンパス」とのインタビュー時に発言した。ロイター通信が伝えた。
ラヴロフ氏は、「平和が長引くには、新しい領土面の現実が(中略)国際法規範にて認められ確定されねばならない。ロシアとウクライナのための新しい安全の保証システムが全大陸構造、ユーラシアにおける安全保障の不可分の要素として形成されねばならない」と発言した。
また同氏は、「ウクライナは中立で非ブロックで非核の地位を保証せねばならない」とも主張した。
その他同氏は、ウクライナに対する全面侵略を正当化するロシアのこれまでの主張を繰り返した。